Sep 13, 2010 0
格安ホームサーバー機購入
Linuxサーバー専用機が欲しかったのですが、前提条件として
- 今あるパーツを使い回せる(3.5インチHDD、DDR2-800メモリ)
- 省電力
- ケースはスリム
- 1万5千円以内
- できればACアダプタ
マザーボードはIntelのD510MOで決定済み。マザーボードにデュアルコアHTなCPUが乗って省電力なくせに実売価格8千円以下の優れもの。
これが入るACアダプタ付きMini-ITXケースを探しましたが、どれもこれも2.5インチベイオンリー。3.5インチベイ有りになると途端に小型の電源搭載に。
どうせ使い回すHDDは省電力低発熱仕様。わざわざ高いお金払ってACアダプタケース+2.5インチHDDを買ったとしても消費電力では5W程度しか差が無いので、その差を埋めるには何千時間稼働させればよいのか。
というわけで3.5インチベイ且つスリムケースで安いやつに妥協して探し続けたところ、前述のベアボーンを発見。
実売1万2千円でD510搭載マザボ+電源付きスリムケース。搭載マザボがFOXCONNのD51Sになってしまいますがこれは安い。FOXCONNは変態マザーボードメーカーとして有名ですが、極限られた機能しか使わないサーバー用となら問題無いだろう、というわけでポチっと購入。HDDは手元に余っていたWestern DigitalのWD10EADS。メモリはメインPCの3GBから1GBを1枚抜いて使用します。
消費電力
アイドル時は27W、高負荷時でも30Wでした。扇風機の弱回転とほぼ一緒です。非常に省電力。24時間1ヶ月稼働しても電気料金は400円以下です。
エアフローを確保せよ
ベアボーンなので商品が到着したらケースを開けてHDDを入れて終了。そのままサクッとCentOS5.5をインストールしましたが・・・熱い! メインPCのCPU温度50度、HDD温度40度なのに、サーバー機はCPU55度、HDD47度。
それもそのはず、R10-D2の仕様のページの写真を見て貰えば分かりますが、ケース内に存在するファンはCPU用の40mmと、電源の排気ファンのみ。しかも電源の排気ファンは無駄に静音なので排気が全然足りない。これでは熱がこもって仕方が無い。
conecoの製品レビューでL字金具で無理矢理吸気ファンを付けている方がいましたが、手元に120mmファンしか無い上にL字金具も無いのでどうしたもんかと。それに、同じように吸気FANを付けたとしても、HDDが冷えないままでは困ります。
そこで、負圧を利用してHDDを冷却する方法を思いつきました。
通常PCケース内の吸気量が排気量を上回ると、ケース内の穴という穴から空気が出て行こうとします。(気圧を一定に保とうとするため)
その逆で、ケース内の排気量が吸気量を上回ると、ケース内の穴という穴から空気を吸い込みます。現在電源の排気ファンが唯一の排気なので、もう一つそれなりの排気を生み出せば、自然と吸気されるのではないかと考えました。
商品仕様ページのシャドウベイの写真を見て貰うと分かるのですが、シャドウベイの前には無数の穴が開けられています。最も、通常はフロントベイを閉めるのでここから風は入りません。
しかし、負圧状態にすれば隙間からも吸気してくれるはずなので、結果敵にシャドウベイが冷やされるのではないか?と思いました。
そこで、手持ちの120mmファンをケースのサイドパネルの通気口に固定します。固定する適当な道具が見付からなかったのでネジラーで固定しました。
そして余計な空気の流れをカットする為、背面の穴をアルミテープで塞ぎました。これで電源とサイドパネルからのみ排気されるはずです。
温度を計測したところ、先程よりもかなり低く、CPU52度、HDD42度という、メインPC+2度という素晴らしい状態に。これなら安心です。
R10-D2雑感
付属電源のコネクタがSATA電源2つのみ、拡張がPCI1つのみ、映像アナログのみと、Windowsで使おうとすると結構ひどい構成ですが、サーバーメインで考えれば無駄が少ないので丁度いいんじゃないかと。
静音化したい場合はCPUについてる40mmファンが結構うるさいので、妥協したくないならACアダプタケース+SSD+D510MOにすべてきだと思います。多少音出ても良い人用。とにかく安いのがポイント。
あと地味にカードリーダーがついているのでSDカードやらメモリースティックが利用できます。SDカードかUSBメモリでサーバー作るのもアリかな?


FOXCONN Atom D510搭載 MiniI-ITXベアボン R10-D2