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Skype用マイクアンプを作成

新PCを自作したのはいいけど、ひとつ問題が。

サウンドカードのマイク入力にかなりの量のノイズが載るようになってしまいました。おかげでマイクブーストをかけるとノイズがかなりうるさい状態になってしまいますが、ブーストしないとそもそも相手に音声が聞こえない程音量が小さいままです。

UStreamやニコニコ動画関係の実況周りを見てみましたが、要はマザーボードのマイクジャック経由だとノイズを拾ってしまうそうなので、それを回避するためにサウンドカードを増設するかマイクアンプを使うのが定番のようです。

サウンドカードを増設する場合は相性問題が発生する可能性があるようです。マイクアンプの場合はPCに入力する前のマイク音声を倍増するのでノイズを載せることなく音量を上げられますが、定番のAT-MA2でも約4500円と高いです。

そこで、電子工作のオーディオキットの中には安価な物があるのではないか? と思いついたので探してみたところ、乾電池で使えるパワーアンプキット ベビー・アンプ [PS-3238]というものを発見。DC1.8Vから動作、ステレオ・モノラルどちらでもOK、寸法約6cm四方という小型、そして定価1260円という安さ。これらにほれたので作成に踏み切ることにしました。

準備

PCヘッドセットから音声を取り出してアンプで増幅してPCに繋ぐので、ヘッドセットからアンプに繋ぐ為のステレオジャック、アンプからPCに繋ぐ為のステレオプラグ、アンプへの配線が正しく行えるか不安なので配線を容易にする為のターミナル、そして電源用に電池ケースを購入しました。

組み立て

説明書通りにササっとはんだ付け。部品点数が少ないので15分ぐらいで終わりました。端子の接続の仕方でステレオとモノラルを切り替えられましたが、マイク入力はモノラル音声なのでモノラル接続で作成しました。

PCマイクはステレオプラグですが、実際には3極のうち1極が音声なので、ジャックに挿した上で音声端子をアンプにモノラルとして接続し、アンプの出力をステレオプラグに繋いでPCに接続します。

失敗

実際に接続してみましたが、マイクの音声は全く出ませんでした。キットの組み立てがまずかったのか? と思いましたが半田不良箇所は見付かりませんでした。そこで、試しに手持ちのポータブルオーディオプレーヤーをアンプの入力に接続してみたところ、音楽がPCから流れ、アンプのボリュームで音量の調節が可能でした。

つまり、アンプの組み立ては成功しているし、プレーヤーからPCへの接続も問題無い。となると問題はマイクですが…マイクを直接PCに挿せば、ブースト前提とは言え音は出ます。

そこでPC用のマイクについて調べてみると、PC用のヘッドセットやスタンドマイクはコンデンサマイクといって、動作するのに別電源が必要らしく、通称バイパス回路と呼ばれるものを用意する必要があるそうです。

コンデンサマイクの出力をH8CPUのADコンバータに取り込むための増幅器

こちらのページ上部にある「コンデンサマイクロフォンの使い方」がバイパス回路で音を増幅している様子らしいです。マイクの音声がアンプへ繋がるまでの間に、電源と抵抗とコンデンサを繋げばいいらしいので、単三電池2本をバイパス用電源として2.2kΩの抵抗と10μFのコンデンサを接続したところ(昔使いそびれたパーツが残ってた)、見事にマイクの音声が増幅されて鳴らされました。(抵抗とコンデンサの値の根拠は分かりません。失念しましたが、どこかのWebサイトに3V電源使用時にこの値を使用していました。)

アンプのボリュームを限界まで回すとハウリングが起こるほどに増幅されるので、半分程度に抑えて、後はPC側で調整するようにしました。

アンプ構成の見直し

現状ではバイパス用単三2電池ケースとアンプ用単三4電池ケースがぶら下がっている状態なので非常にかさばります。

micamp02
▲かさばるし見た目も悪い…

バイパス回路の電源はほとんど電力を消費しないらしいので、まずはこれをボタン電池に交換しました。

次にアンプ用の電源ですが、PCマイクかPCのどちらかに接続したままだと電池を消耗してしまうらしく、数日放置したら電池が空になっていました。

そこでスイッチを取り付けて使用時のみONにする方向にしたいのですが、ケースに内蔵すると電池交換時が面倒で、外付けにするとかさばるのでどうしたものかと考えましたが、基本的に一度設置したら動かさないので、ケースの上に電池ケースを輪ゴムで固定して、未使用時は電池を1本だけ外すという非常にアナログな手法にしました。

完成

micamp03

掛かった費用は以下の通り。

材料 価格
アンプキット 1260円
ステレオプラグ 80円
ステレオジャック x 2個 180円
2Pターミナル x 2個 100円
ボタン電池 CR2032 50円
電池ケース 単三x2 80円
電池ケース 単三x4 80円
アンプ用ケース(100均タッパー) 100円
ステレオプラグケーブル 200円
合計 2130円

手間暇掛かってますが、完成品の約半額で作成できました。価格の割にはノイズも入らずに十分すぎるほど音量を増幅できるので、電子工作が可能ならコストパフォーマンスは非常に良いです。

後で知りましたが、超小型マイクアンプユニットキット マイクアンプ [NT-5]というものがあり、こちらは定価840円とさらにリーズナブル。次に作る機会があったらこちらにしようと思います。

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